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新保滉紀

ぞっとする話


今日は幽霊の日ということで、自分の知っている怖い話のご紹介です。


とあるカップルがいました。


そのカップルはある日ドライブデートをしていました。


さまざまなところを回り、夕方になりお家に向かって帰っていました。


その途中で些細なことで言い合いになってしまい、車の中は最悪な空気に。


彼女「こんな車さっさと降りたい」


彼氏「じゃあ今すぐ降りろ!」


山道だったのですが、お互い怒りはピークで彼女は車を降りました。


その後彼氏は走り続け山道を抜けて、近くのコンビニの駐車場に止まっていました。


日も落ちてきて少しづつ暗くなり、彼氏も徐々に怒りが覚めてきて心配になり迎えに行きました。


山道に戻ると、さっき降ろした場所に彼女はいました。


彼氏「俺が悪かった、ごめん。一緒に帰ろう」


すると彼女はコクンとうなずき車に乗りました。


一緒に車で山道を下っていると、暗い山道で一人の女性が立っていてこちらに手を振っていました。


どちらも気づきましたが、運転手の彼氏は見て見ぬふりをして通り過ぎました。


彼女「なんで止まらなかったの?今の人、手を振ってたよ。困っていたのかも」


彼氏「これは覚えておいた方がいい。普通手を振るときって手の平を相手に向けて振るやろ。さっきの人、手の甲を向けて手を振ってたねん」


彼女「それがどう関係あるの?」


彼氏「普通のことと逆のことをする者は、この世の人間じゃないねん」


彼女「へえ~凄い!」

と言いながら手の甲を合わして拍手。




ではまた次回!



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