今回は、アナボリックステロイドについてのブログです。
フィットネス業界で時々この話題でトレンドになりますよね。
まずアナボリックステロイドとは、蛋白同化ホルモンです。
いわゆる筋肉増強剤、ドーピングですね。
ではなぜ、この筋肉増強剤でフィットネス業界が荒れているのか。
まずは、どのような効果があるのか。
海外での実験の記事がありました。
20週間、テストE(アナボリックステロイド)を投与したときの筋肥大の差をまとめた記事でした。(参考記事は下記URLより)
量は1Wあたりだと思います。
25㎎/1Wを20週間投与したグループは0.4㎏の筋肥大
600㎎/1Wを20週間投与したグループは8.9㎏の筋肥大
という結果が出ています。
これを見て明らかにとんでもない筋肥大効果があるのは一目瞭然です。
よくアナボリックステロイドを使っても努力するのは一緒!という意見を見ますが、
3年かけてようやく手に入るような筋肉量を、半年くらいで手に入れるのでは努力量に差は感じませんか?というのが自分の意見です。
現在日本ではアナボリックステロイド使用は違法ではありません。
なぜ否定派が多いのか。
ここからは、
アナボリックステロイド使用者→ユーザー
アナボリックステロイド未使用→ナチュラル
としたうえでご覧ください。
1・ユーザーがナチュラルを装いビジネスや情報発信
ユーザーとナチュラルじゃ体の反応も違います。
ユーザーがこれをすれば体が変わる!と発信すればそれをマネする方も多いと思います。
ただしナチュラルがマネしても全く効果がないとは言いませんが、ユーザーみたいな効果は得られないことがほとんどです。
最近すごく納得した例えが、豊胸手術したのにそれを隠して、この育乳ブラで変わりました!というのと大差ないというものでした。
2・大会等での不平等
アンチドーピングを謳っていながらドーピング検査してない大会もあります。
ということはユーザーも居るわけです。ユーザーとナチュラルの対決はやはり不平等を感じます。
またドーピング等を知らない方からしたら、体がデカい人に憧れを持つ人が多いでしょう。
となるとナチュラルの価値が下がりますよね。
3・健康被害
ユーザーになればいいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ユーザーになることでたくさんの健康被害を負うことになります。
ステロイドは、インジェクション(注射)と、経口(錠剤)と種類があります。
まとめてこれらの健康被害が起こる可能性があります。
・肝障害 ・肝臓癌 ・心筋梗塞 ・痛風 ・頭髪の消失
・鬱 ・攻撃的になる ・女性化乳房 ・男性化(女性使用の場合)
・高コレステロール血症 ・高血圧症 ・睾丸萎縮
など他にもまだまだあります!
これらのリスクを負ってまでするかという話ですね。
ただ、こういった副作用を知らずに、ユーザーのカラダに憧れて使用する若者も増えているのが現状です。
ネットで個人輸入できるみたいですから。。
サプリ感覚で使っている人も居るみたいですが、クスリですからね・・・
ネットとかで飲むだけで筋肉がつく!等書いてあったら、アナボリックステロイドの可能性もありますのでお気をつけて。。。
ではまた次回!
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